◆今週2日(火)から3日(水)にかけて大阪に近づいた台風6号については、近づく少し前に暴風域がなくなったことに伴って、こちらも少し油断していたフシを感じらずにはいられません。
◆結構な雨と風が思わぬところで思わぬ被害をおこしており、「やっぱり台風は台風なんだな」と思い知らされた気がします。
◆具体的には大阪で能勢町の国道477号で大きな崩落があったニュース以外に聞き及んでいる大きな被害はありませんが、私の近所の各所ではいろいろな些細ではありますが、けれど日常生活には十分に支障が出る被害というのはありました。
◆大阪市内、市街地などではたいしたことはなかったのかもしれませんが、大阪府下では一時的に停電がありましたし、細い一般道路沿いの塀が風にあおられたのか、倒れて道路をふさいでいる状況を見たり、おそらく管理されていない古い空き家の屋根が崩れ瓦が前の道に散乱していたりしていました。
◆そのような些細でありながらもリアルな被害を各所で見るにつけ、やはり台風には十分に注意しなければならないと再認識した次第です。
◆また一方で、今回は新しい防災気象情報の運用が始まって最初の台風となりました。
◆これまでの防災気象情報とは明らかに違う「レベル5」などの数値が情報のタイトルに付く、という話は先日もこのブログでも書きました。
◆しかし実際は私も戸惑ったのですが、見ていたニュースの速報で「緊急安全確保」という情報が出て、「レベル5」に相当する情報です、と言うのです。
◆「どういうこと?」と思いました。
◆調べると気象庁のサイトにこんな表がありました。

5段階の警戒レベルと防災気象情報(気象庁サイトより)
◆つまり、気象庁の出す情報と自治体が出す情報、それぞれ出どころが違うという話です。
◆思わず、私の頭の中でこれが脳内再生されました。
◆だったら、出どころがどこでも、すべての情報のタイトルに「レベル5」などの数値つけてほしい、と言うのは、どっかの番組で橋下徹氏が言っていたことでもあります。
◆ま、新たな防災気象情報の運用が始まって、いきなり初めての台風でしたから、これも書きましたが、関係各役所、そしてそもそもの該当の地域の住民の皆様など、いささか不安をいだかれたままの台風の接近、私のように実際の情報への戸惑いもあったかと思います。
◆台風通過後に、今回の新たな防災気象情報の運用についての検証的なニュースもありましたし、関係各所も必ず改善に向けた動きをされるだろうと思われます。
◆もうすでに、ご担当の皆様は頭をひねらせているのかもしれません。
◆ここで、橋下氏も発言されていた意見について考えてみたいと思います。
◆確かに、一見、理にかなった意見かもしれませんが、出どころが違う中で同じ(ような)情報を扱う難しさ、というのもあるかと思います。
◆どちらかが「レベル5」相当の情報を出し、もう片方が出さない判断をした場合、これは現状多少のタイムラグが出ても、最終的は両方が出すに至ると思いますが、そのタイムラグの間に、情報の受け手がその時点での判断で混乱する可能性もあるわけです。
◆ましてや、同じ「レベル5」の数値がタイトルについた情報について、その発出が分かれた場合、あるいはタイムラグの際には、余計に混乱すると思われます。
◆なので、そんな簡単な問題でないのです。そんな意見を自治体の元首長が軽々しく公共の電波で発するべきでもないでしょう。
◆さすが、ポピュリズム政治家の言うようなことです。
◆また逆に実際にそのような混乱するようなことが起こって、誰かが命を落とすことがあった場合に、その時に誰が責任を取るのか?
◆これもポピュリズム政治家の言うようなことです。
◆確かにそうなんですが、その点に頑なになって、運用を改善することに萎縮してしまっては、それこそいつまでも人間の命が守られないことになります。
◆バランスを取って、もちろん混乱が起きないように最善を尽くしながら、運用を改善していくことが一番大切です。
◆つまり、ここでもバランスです。
◆柔軟に、柔軟に。
◆なので、私はいろいろなバランスを取りながら、改善はしていくべき点はどんどん改善していくべきだと思います。
◆それが難しいから、役所には意識が高い賢い人がいて、私たちは税金を払って、そのような大切なことを考えてくれるように任せているわけです。
◆単にコストをカットすれば良い、という短絡的な話になってはいけないのが、行政・政治というものなのです。
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