アート・文化
倉俣史朗さんの「Miss Blanche(ミス・ブランチ)」観たさに、やっと先月、中之島美術館にて開催されていた「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」に展示されているのを観に行ってきました。
今日は久しぶりにこのような時間を取ることができたので、以前からお話を伺っていてなかなか行くことができなかった、国立国際美術館のコレクション展「コレクション2 身体———身体」を鑑賞してきました。 個人的には、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんの「人魚…
おそらく極私的な解釈をした感想かもしれませんので、まずそこはお断りをしておきます。2016年にびわ湖ホールで「ST/LL」観てから8年。もうそんなに経っていたのか?思うほど高谷さんはここ数年、間を置かずDumb Type(ダムタイプ)を含め作品制作に没頭され…
この記事、昨年末書きはじめて今さらなんですが、 昨年11月20日から、東京都現代美術館にて行われている展覧会、 「ユージーン・スタジオ 新しい海」 現代美術家・寒川裕人(かんがわ ゆうじん)さんによる日本を拠点とするアーティストスタジオの展覧会で…
このゴールデンウィーク。 もちろんのことながら、「自主ロックダウン」中なので、どこにも行かなかったのですが、個人的には見逃せないイベントがオンラインで行われていました。 ひとつは、「Visual AIDS」という団体が「Normal Screen」という団体と共催…
こんな動画があったとは! アートラボ第4回企画展 「LOVERS ー 永遠の恋人たち」/ ARTLAB4 "LOVERS" 「LOVERS 」が発表された1994年当時の映像でしょうか。 なかなか貴重だと思います。 キヤノンの文化支援プログラム「キヤノン・アートラボ」 の一環として…
今月始まった「あいちトリエンナーレ 2019」。 スタート早々から深刻なこと(表現することを今後も考えている者として決して軽視できません)が起き、今後の「表現する」ことへの懸念が高まっていますが、実際に観てきたので、遅ればせながらですが感想も含…
雨の京都もまた良いものです。 3ヶ月連続、今年3回目の京都は、日本を代表するメディアアーティスト集団「Dumb Type(ダムタイプ)」の中心メンバーだった古橋悌二さんの生誕祭のイベントに行ってきました。 まず、触れておきたいのは山中透(DJ LALA)さん…
一日、池田亮司作品三昧。 いやぁ、すごかったですね。 池田さんの凄さを思い知りましたね。 早速ですが、「concert pieces」の4作品から観た順に。 「C⁴I」 軍事的オペレーションにおける指揮統制のための情報伝達・情報処理システムの名称をタイトルにし…
正直、そんなに期待していなかったんです。 事前に情報はわざと取得しないようにしているので。 しかし、その光景を見て「えっ、そこまでしてるの!」と高谷史郎さんと坂本龍一さんの本気度を感じ鳥肌ものでした。 完全にインスタレーションをやりきっている…
すでに、Facebookでは少し感想を書かせていただきましたが、 先月23日、滋賀県のびわ湖ホールに観に行ってきた、高谷史郎「ST/LL」について、非常に遅くなりましたがあらためて感想を書かせていただきます。 事前に、あまり情報を取得せずに、とは言っても冒…
細江さんの名は写真学生だった頃から聞いたことのある有名な写真家です。どちらかと言えば、「take」というより「make」の写真家だったような印象がありました。しかしながら、今回の展示でマジマジと作品を拝見するに、そんなことはどうでもよいことで、そ…
【ネタバレ注意!!】京都市内12ヵ所でおこなわれている写真展イベント「KYOTO GRAPHIE」。そのうちの2ヵ所の展示を観てきました。まず今回は、もともとから観たかった高谷さんの作品。作品自体は、どちらも2005年に発表されたものですが、今回、西行ゆか…
遅い記事アップとなりますが、先月、びわ湖のほとりにある佐川美術館に行ってきました。目的は、高谷史郎さんと陶芸家・樂吉左衛門さんのコラボレーション展で、公開されていた樂さん創案の茶室に、高谷さんが光の演出を加えた「光の茶室」の見学でした。佐…
かなり、いまさらになってしまいましたが、これは、書いておきたいと思っていたので、書かせていただきます。 仕事が忙しいのと、これ以前から残っていたネタを順次エントリーさせたので、この時期になりました。 こっそり待っていた方、すいません。 さて、…
遅ればせながら、先日、これを観に行ってきました。 『びわ湖ホール・ダムタイプオフィス共同制作公演 高谷史郎 「CHROMA」』 初演が終わった後での、浅田彰さんを司会にしたアフタートークでも、浅田さん自身が仰っていたように、 もう、感想というものを、…
先日の日曜日、京都に行っていたのは、京都芸術劇場春秋座へ、 「マラルメ・プロジェクトIII『イジチュール』の夜へ―「エロディアード」/「半獣神」の舞台から―」の公演を観賞のためでした。 目的は、例年通り、高谷史郎さんの映像他の観賞でした。 かと言…
少し遅くなりましたが、去る、8月14日の日曜日、京都芸術劇場 春秋座にて行われた、マラルメ・プロジェクトII「イジチュール」の夜、を観に行ってきました。実は、個人的に当日を迎えるまでの間に紆余曲折あったのですが、何とか、当日、楽しめることができ…
東京Y字路横尾 忠則 国書刊行会 2009-10-26売り上げランキング : 246562おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsこの横尾さんの作品を観るたび、僕は、「負けた。」と思ってしまう。写真に写る、2つの通りが、奥のほうまで見えていることを、同じように…
19世紀の詩人、ステファヌ・マラルメを題材に、京都造形芸術大学大学院の浅田彰氏が中心になって、同大学・春秋座にて、昨日24日に行われた、「マラルメ・プロジェクト」に行ってきました。「京都造形芸術大学 | 大学院 | Information | 7/24(土)渡邊守章…
篠山さん起訴を受けて、の藤原さんの「Shinya talk」が更新された。ここ数年、僕が思っていて、うまく言えなかったことを毅然と主張してくれていたので、非常に胸のすく想いになった。「藤原新也公式サイト:Shinya talk:木村伊兵衛賞大団円顛末」つまり一…
今日は、以前より、観に行こうと思っていた、東京都現代美術館で行われている、「+/- [ the infinite between 0 and 1 ] Ryoji Ikeda 池田亮司」展を観に行ってきました。実は、池田氏の作品に触れるのは初めてでして、基本的に、このような抽象的な芸術は、…
昨日、初めて東京都写真美術館に行ってきました。行われていたのは、「第1回恵比寿映像祭」。先日、「おくりびと」を観に行った時だったか、たまたま、このイベントのポストカードを手にしまして、気になっていたんですが、別件で恵比寿に来て、駅の改札前の…
今月、25日に発売が予定されていた、dumb type(ダムタイプ)のDVDが、発売延期となったようだ。内容は、過去に行われたパフォーマンス、「pH」、「S/N」、「OR」、「memorandum」の一挙、4タイトルを(記録した)映像を、(おそらく)DVD化したもので、同時…
昨日は、再び東京オペラシティへ。アートギャラリーで行われている、「Trace Elements(トレース・エレメンツ) - 日豪の写真メディアにおける精神と記憶」を観に行ってきました。全体的に、単純な「写真」という枠を超えた作品が多く、観る人が作品の中にい…
昨日は、また、東京オペラシティへ。ICCで行われた、「ダムタイプ《S/N》 トーク・イヴェント」を聞きにいってきました。その前に、特別上映されていた《S/N》を。正確には、1995年に東京で上演された舞台パフォーマンスを撮影したものです。はじめて、「dum…
夜勤明け。昨日は、↓このイベントに行く予定だったのですが、「高谷史郎×渋谷慶一郎によるコラボレーション - intoxicate (イントキシケイト)」しんどくて、眠く、結局、行けませんでした。いや、少し前に一回起きたのですが、もう余裕のない時間だったので…
昨日は、初めて東京オペラシティに行き、ICC(NTT インターコミュニケーション・センター)で、行われていた、「Life-fii」の特別上映を観に行っていた。LIFE-fluid,invisible,inaudible・・・ [DVD]坂本龍一エイベックス・エンタテインメント ぜひ、5.1chサ…
今、写真も含めた映像系のアーティストの中で、僕が最も注目しているのは、高谷史郎さんである。このブログをいつも読んでくれている皆さんには、ご存知のとおり、高谷さんは、僕の好きなミュージシャンである、坂本龍一にも、rei harakamiにも、何らかのか…
久しぶりの告知です!知り合い画家のなかがわたかし氏が、プリザブドフラワーデザイナーの安達るみさんと「ふたり展」を開催されます!以下、詳細です。「安達るみ/なかがわたかし:ふたり展」期間:11月17日(土)~12月15日(土)時間:11:00~19:00【…