今回はちょっとまじめに、「古今東西・気になる方言?」にトラックバック。
その言葉は「自分」。
またァ~、とか言ってる方、ちがうちがう。
普通、「自分」と言えば、言った本人自身のことを指すでしょ。
ちがうんです。関西では、相手のことも「自分」って言う時があるんです。
たとえば、
「自分、こないだミナミの淳久堂で、『冬のソナタ』の本買ってたやろ。見たで。」(なんで、そんな例やねん。)
ってなぐあいですな。
要は、あなた、きみ、おまえ、とかいう意味になってます。
これって、かなり特殊な方言なんではないでしょうか?
単語として変わっているのではなく、本来、一人称の言葉が二人称にも使えてるということでしょうから。
だから、知らない方がいきなり聞いたら、むかつかれると思います。
最初、方言と思わないでしょうし。
仕方ないですな。