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「他愛もない生活」の重要性。「ばけばけ」感想。

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」の放映が終わってしばらくたちます。ロスがあるわけではないのですが(いや、あるのかな)、やはり書いておきたいと思います。

しかしながら、細かいところまで書くと長くなりそうですので、できる限り手短に書きたいと思います。

 

時代背景が明治時代初期から中期だったとは言え、どうしても江戸時代の雰囲気が残っているために「時代劇」風な感じに捉えられ、いまいち辛気臭かったように思った方もいるかもしれません。

 

しかし、私は最終回に松野フミ(池脇千鶴さん)が言った「他愛もない、ほんに他愛もない、素晴らしな毎日だっただない」というセリフにこのドラマのすべてが言い表されているように思います。

すべてのシーンは、このセリフのためにあったと、このセリフにこのドラマのすべてが凝縮されている、と言っても良いでしょう。

 

世の中、本質的に重要で大切なものやことほど、静かで些細で地味で目立たない。

そういうことを、特に今の世の中の人々の多くは気づいていない。

辛気臭いかもしれませんが、日々は些細で他愛もないことの積み重ねで、その中の本質的に重要で大切なものやことを見つけ感じるために、勉強したり、人と交わったり、いろいろ努力するわけです。

小泉八雲さんは、まさしくそのような人だったのではないか?と思います。

 

何かを果たして目立った人だけが偉いわけではない。

 

そんないろいろ努力をする、みんなひとりひとりが偉い、尊い、大切で、スバラシいわけです。

 

 

そして、極私的に思うのは、このセリフを池脇千鶴さんに言わせた、NHKドラマ制作陣(特に脚本家さん?)の奥深さよ!!

 

池脇千鶴さんは、それこそ、日常の他愛もない生活、人々を演じるにふさわしい。

だからこそ、の彼女だったのではないか、と思います。

 

彼女の評価の高さは知る人も多いはずです。

30代に入ってから主婦や母を演じることが増え、役作りのために太り、今回もそうでした。

まさに演じることの本質をもともと捉えていて、俳優になるべくしてなった俳優さんだと思って、昔から見ています。

 

そんな彼女が、大阪出身であることも本質を捉えることが鋭い大阪人の裏付けになりえると思います。

 

そんなわけで、勢いでいろいろ書きましたが、その「ばけばけ」の総集編が前編の再放送も含め、下記の予定で一気に放映されるそうです。

 

「ばけばけ」総集編①・②(前編)再放送
BSP4K :5月3日(日・祝) 午後2時30分~3時58分 【全国】
総 合:5月4日(月・祝) 午前8時15分~9時43分 【全国】

 

「ばけばけ」総集編③・④(後編)
BSP4K :5月3日(日・祝) 午後3時58分~5時26分 【全国】
総 合:5月4日(月・祝) 午前9時50分~11時18分 【全国】

 

www.nhk.or.jp